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トップページ文化としての吹奏楽p.6










アンケートの記述部分では、バンドのレベルについては、「ブランク有りの人が多いが、最初よりはうまくなっている」とほとんどの人が言っている。また、「練習を重ねるたびにどんどん勘を取り戻している」という意見もあった。実際に入団してみて、「楽器が吹ける喜びに加え、育児の話をしたりママ同士仲良くなれたりして嬉しい」「中高時代とは違い、皆さん本当に音楽を楽しんでいる」「和やかな雰囲気で、合奏の日が楽しみ」など、活動をとても楽しんでいるようだ。生活の変化については、「忙しくて大変でもあるが、生活にメリハリができた」「打ち込めるものができて毎日充実している」というように、ママブラスが生活の一部となっている人が多い。

子どもさんの反応は、「楽器(吹奏楽)に興味を持つようになった」「TVに楽器が映ると、(お母さんの楽器と)一緒!と教えてくれる」「練習日を楽しみにしている」「得意げにママブラスに行ったと友達に話す」など、「ぷらす!」が与えている影響は大きいようだ。家族の反応は、「趣味を持つことはいいことだと賛成してくれる」「ブラスに興味をもつようになった」と応援してくれている人がほとんどであった。これからの抱負については、「楽しく活動していきたい」「地域に愛されるバンドになりたい」「色々な演奏会に出てみたい」「レベルがある程度上になったら、クラシックもやってみたい」など、向上心を持っていて、まだまだこれからという意気込みを感じた。

 吹奏楽の魅力について村上氏は、「楽器の取り扱いや上達も比較的容易である。アンサンブル、小編成、大編成など編成によって色々な音楽が楽しめる。しかし一方で、日本の吹奏楽文化は、世界に負けてはいないが、一定の年齢だけに盛んである。クラシックを基盤とすると、その道程の短さが成熟しない原因だと思う。学生時代は、コンクールがあり、音楽を楽しむというよりも、上手い・下手という尺度が優先されていた。そうではなく、自分たちで工夫して、音楽を楽しむことが必要である。」という。そして、「ママさんブラスで訴え続けたいことは、下手でもいいということ。続けていれば、ずっと下手ということはありえない。仲間と一緒にアンサンブルをする、音楽を楽しもうとする気持ちが大事。そして、出来る限り続けること。それが、日本の音楽の成熟化を助けることになると思う。皆さんに生涯現役!と叫び続けている。」と語った。

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